蛍光灯の基礎知識

蛍光ランプの仕組み

蛍光ランプは低圧の水銀蒸気中の放電によって発生した紫外光(波長253.7mm)を、 蛍光体で可視光に変換するという原理を利用しています。
蛍光体の種類によってさまざまな光源色や演色性の光が得られます。
右図のように、ガラス管内壁に蛍光体が塗布され、管の両端にはコイル状のタングステンフィラメントに エミッタ(電子放出物質)を塗布した電極があり、管内にはアルゴンなどの不活性ガスと微量の水銀が封入されています。

スタータ形蛍光ランプの構造

蛍光ランプの効率

蛍光ランプの効率は、種類・大きさ(ワット)などによって異なりますが、ランプ効率は50~100ルーメン/Wです。 また、点灯回路の電力損失は鉄芯と銅線の一般安定器で約20%、高周波点灯などのインバータ(電子安定器)では約10%です。 点灯回路の損失を含めた効率を総合効率と称しています。

蛍光ランプの効率(一般的な製品)
名称 全光束
(ℓm)
消費電力
(W)
効率
(ℓm/W)
一般電球
LW100V54W
810 54 15.0
電球形蛍光ランプ
EFA15EL/12
810 12 67.5
電球形蛍光ランプ
EFA25EL
1,520 22 69.1
3波長形蛍光ランプ
FL20SS・EX-N/18
1,550 18 86.1
スタータ形蛍光ランプ
FL40SS・W/37
3,100 37 83.8
3波長形蛍光ランプ
FL40SS・EX-N/37
3,560 37 96.2
高周波点灯専用形省ライン
FHN22EN/1200 ※1
2420 22 110.0
高周波点灯専用形蛍光ランプ
FHF32EX-N ※1
3,520 32 110.0
3波長形蛍光ランプ
FCN30EX-N/28
2,210 28 78.9
高周波点灯専用形蛍光ランプ
FHC34N(一重環) ※2 ※4
4,510 48 94.0
高周波点灯専用形蛍光ランプ
FHD100EN(二重環) ※3
9,600 97 99.0
コンパクト形蛍光ランプ
FDL27EX-N
1,550 27 57.4
コンパクト形蛍光ランプ
FHT32EX-N
2,400 32 75.0
コンパクト形蛍光ランプ
FPL36EX-N
2,900 36 80.6
コンパクト形蛍光ランプ
FHP45EN ※2
4,500 45 100.0
  • ※1:定格点灯条件とする。
  • ※2:周囲温度 35度条件とする。
  • ※3:周囲温度 40度条件とする。
  • ※4:高出力点灯条件(高周波点灯方式により、定格点灯より高い出力とする点灯方式(専用の電子安定器使用)とする。

 

蛍光ランプの効率(プリンス電機製品)
名称 全光束
(ℓm)
消費電力
(W)
ランプ効率
(ℓm/W)
スリムライン
FSL42T6W
1,680 24 70
スーパーライン
FLR42T6EX-N/M
1,850 24 77.1
高周波点灯スーパーライン
FLR42T6EX-N/M
1,980 22 90
高周波点灯専用形T5HOランプ
FHF54S・EX-N ※2
5,000 54 92.6
高周波点灯専用形ケーライン
FLK32ED/1200 ※2
3,010 32 94.1
高周波点灯専用形スペースライン
FHA42T5EN
2,270 22 103.2
高周波点灯専用形クールライン
FLR1190T5EX-N
3,080 28 110
高周波点灯専用形省ライン
FHN22EN/1200 ※1
2,420 22 110
  • ※1:定格点灯条件とする。
  • ※2:周囲温度 35度条件とする。

蛍光ランプの寿命特性

蛍光ランプの寿命は放電しなくなるまでの点灯時間、あるいは光出力が初期値の70%(高演色形は60%)に 低下するまでのどちらか短い方を寿命とします。
カタログ等に掲載している定格寿命は、1回の点灯時間を2時間45分、 消灯時間を15分として反復点灯した場合の多数のランプの寿命時間の平均を表示しています。

残存率曲線